オートロックマンションの鍵はどういう仕組なのか?

オートロックマンションの鍵交換工事でお客様からよく聞かれる事があります。「なんで部屋の鍵でエントランスや共用部が開けられるの?」たしかに不思議ですね

簡単に説明すると、オートロックマンションの鍵は、エントランス(共用部)が開けられる鍵のパターンと部屋の鍵が開けられるパターンが一緒になっています。エントランス(共用部)が開けられる鍵のパターンは全部の鍵に同じパターンで作られていて、部屋の鍵が開けられる鍵のパターンは全部の鍵に違うパターンで作られています。この同じパターンと違うパターンの組み合わせで1本の鍵が出来上がります。(パターンとはギザギザ部分やディンプル状のくぼみなど)

この鍵のパターンはマンションが出来上がる前に部屋数などに応じて作られていて、例えば100部屋あるマンションですと300や400部屋分多めにパターンを作ります、するとマンション完成時は100部屋分を使用して、残りの200~300パターンは予備となります。この予備分がある事で後に鍵交換をしても、そのマンションのエントランスや共用部に対応する事ができるのです。この鍵のシステムを逆マスターシステムと呼びます。

最近は非接触リモコン式のマンションも増えてきております。

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オートロック逆マスターシステムの図